NBAパブリック・ビューイングの乱射事件で量刑判決 25歳の被告に懲役22年

[ 2023年5月12日 08:50 ]

バックスの本拠地、ファイサーブ・フォーラム(AP)
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 昨年5月13日のNBAプレーオフ、バックス対セルティクスの東地区準決勝第5戦で実施されていたパブリック・ビューイングで銃を乱射したマーキス・ジャクソン被告(25)に対する11日の量刑判決で、懲役22年と15年の保護観察処分が科せられた。

 乱射を企てたとして有罪となっていたアレクサス・ジャクソンミルトン被告(21)は懲役5年と5年間の保護観察。この事件ではすでに2人の男が有罪となっており、うち1人には懲役30年という量刑判決が下されている。

 事件はウィスコンシン州ミルウォーキー市内のダウンタウンにあるバックスの本拠地「ファイサーブ・フォーラム」のすぐ近くで発生。パブリックビューイングには1万1000人が集まっており、2件の乱射で少なくとも17人が負傷していた。幸い死者はいなかったが、警察10人を逮捕していた。

 当局はかねてから対立していた犯罪グループの抗争が事件の背景にあると見ている。

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