早田ひな「体のSOSに気づかないと」「自分の脳をどう狂わせるか」　過密日程乗り越え世界卓球へ

＜卓球日本代表　公開練習＞練習に臨む早田（撮影・河野　光希）
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　卓球の世界選手権（ダーバン）に臨む日本代表選手団が12日、東京都内で公開練習を行った。

　3種目に出場する早田ひな（日本生命）は、張本美和（木下アカデミー）と打ち合い、大会に向けて調整。優勝した全農カップ平塚大会から日が浅くても、大舞台へと汗を流した。

　ただ、現在は海外大会に加えてパリ五輪への選考レースも続き、過去にないほど過密日程で戦っている。練習後の取材対応では、自分なりの工夫を明かした。

　「この状況で戦っている以上、体のSOSに気づかないといけない。敏感なところにも集中して練習に取り組んでいる。どんな状況でも試合に出て結果を出さないといけない状況で、自分の脳をどう狂わしていくかも大事だなと思う」

　厳しい日程の中で、体調が優れない時は練習量を抑えながら調整している早田。コンディション調整に気を配りながら、世界卓球でのメダル獲得を目指す。