【羽生結弦さんと一問一答】東京ドーム公演後「チョコパイとか。甘い物を久しぶりに食べた」

[ 2023年3月30日 21:32 ]

<スターズ・オン・アイス大阪公演初日>演技をする羽生結弦さん(撮影・小海途 良幹)
Photo By スポニチ

 フィギュアスケートの世界的アイスショー「スターズ・オン・アイス」日本ツアーが30日、大阪府門真市の東和薬品ラクタブドームで開幕した。男子で五輪2連覇し、昨夏プロ転向した羽生結弦さん(28)は2年ぶりに登場し、大トリで「オペラ座の怪人」を熱演。初日公演を終え、世界選手権優勝の選手たちと出席した会見での一問一答は以下の通り。

 ――2年ぶりに出演し、初日を終えた感想は。
「(順番を忘れられ)…世界選手権に出てない代表です(笑い)。ははははは。(木原の「かわいかったね」に)ふふふ。このスターズオンアイスというアイスショーは本当に競技アマチュア、プロスケーターとも集まりながら全力でそれぞれのプログラムのテーマを伝えようと頑張っているショーです。一人一人のプログラムにいろいろな思いがこもっているので、そういったものを僕もプロの一員として、そして、スターズのメンバー、ゲストの一員としてお届けできたらいいなと思って、久しぶりにスターズオンアイスで滑らせていただきました。ありがとうございます」

 ――2月3月の大きなショーを終えてコンディションは。
 「(直前に三浦が「食べたいものを食べて国別までに滑りたい」と言い)僕も璃来ちゃんと同様に、自分はドームが終わって、3月、まあ凄く意味の深いショーを全力で全神経を注いでやったので、ちょっとおいしいものとか、まあ、チョコパイとか(笑い)。甘い物を久しぶりに食べたんで、体調自体はそんなにベストだなとは思わないんですけど、しっかり全力で全ての演技に全神経を注いで頑張りたいと思っています」

 ――滑ったプロに込めた意味は。
 「僕自身このオペラ座の怪人というプログラムを2014年15年シーズンにやっていて。(GPシリーズ)中国杯での衝突の事故とか、また、自分が病気とかケガに凄く苦しんだシーズンのプログラムだったので、長い期間、これはもう滑らないって、ある意味封印してきたプログラムです。自分の中で(東京)ドーム公演であれ以来初めて滑らせていただいた後に、このプログラムもっと完成させたものを、もっと体力のある状態でしっかりと滑りきれる状態でこのプログラムを皆さまにお届けしたいなと考えて滑ることにしました。また、スターズオンアイスこの会場では、僕自身、衝突事故の後すぐにこの会場で滑っていて、あの時は事故の影響も少なからずあって、うまく滑れなかったので、そういった意味でもこの会場で良い演技ができたらいいなという意味も込めて滑っています」

続きを表示

2023年3月30日のニュース