石川遼　16年目シーズンは新相棒で「次のレベルに」　新1W「自分好み。イメージ通り打てる」

12番、ティーショットを放つ石川遼（撮影・井垣　忠夫）
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　男子ゴルフの開幕戦東建ホームメイト・カップは30日から三重・東建多度CC名古屋で開催される。ツアー通算18勝の石川遼（31＝CASIO）は29日、練習ラウンドを行い、プロ16年目のシーズンインを前に「1年間通して全体的に次のレベルにいけるようにするのが今季の目標。0・1打を削っていく」と決意を示した。

　開幕戦から新1Wを投入する。昨年末から、数種類を試し、キャロウェイのパラダイムトリプルダイヤSに決めた。ヘッドはやや小ぶりの約440cc。「打感が柔らかくて音が小さくなって自分好み。右からのドローがイメージ通り打てる」と心強い相棒だ。

　20年から大幅なスイング改造に着手。打ち方、形にこだわりながら、さらなるレベルアップを目指す。「ちょっとずつ体になじみつつある」と少しずつ手応えを感じている。

　予選ラウンドは、前年大会覇者の香妻陣一朗と2月にアジアツアーで優勝した金谷拓実と同組。「楽しみですし、やっぱり一緒に優勝争いをしたい」と意気込んだ。