ラグビー×サッカーで“お悩み相談”　姫野和樹が旗手怜央へ“ヒメノート”のすすめ

旗手（画面）からの質問に笑顔で応じる姫野
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　ラグビー日本代表No・8の姫野和樹（28＝トヨタ）が、サッカーのスコットランド・プレミアリーグでセルティックに所属するMF旗手怜央（25）の“お悩み相談”に応じた。

　30日、東京都内の文部科学省で行われた「トビタテ！留学JAPAN（通称トビタテ）」のトークイベントに姫野が登壇し、旗手はオンラインで参加。この日は、中学～大学生、保護者や教育関係者に向け、2人で海外挑戦のきっかけや異文化交流、語学学習について語り合った。

　トークセッション終了後も熱い会話が展開された。画面の向こうから「あ、あの…。良かったら、話しても大丈夫ですか？姫野選手にちょっと、話したいことがあって！」と、旗手の声が。さらに「選ばれる立ち場としてどうしようもない状況が出てくると思うんですけど、そういう時にメンタルを一定に保つために重要としていることを聞きたいです」と続けた。

　すると、姫野は「ノートで自分と対話しています」と明かし、こう語った。

　「真っ白いノートに自分がどういうふうに思っているのかとか、自分が今置かれている状況とか、それに対して自分はどういう行動をとっているのかとか、全部書き出す。どうやったら正しい方向に持っていけるか、ノートに書いて可視化することで意識できる」

　“ヒメノート”に自らの思いを記した後の行動も大切にしている。「自分がやるって決めたことを具体的に書き出して、それを絶対にやる」と姫野。代表や所属チームで思うような結果が出せない時には「メンバーに選ばれなかったりで焦ってしまう気持ちもあるけど、落ち着いて、書き出して、目で見ることで、頭で理解して自分がやらないといけないことを整理している。これが一番しっくりくるメンタルの整理方法だと感じている」と力説した。

　ともに海外挑戦したことがきっかけで実現した“対談”。旗手は「ありがとうございます！」と笑顔で感謝していた。