張本美和が初の16強入り　兄に並ぶ14歳での2冠へ前進

卓球・全日本選手権第5日 （ 2023年1月27日    東京体育館 ）

張本美和
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　一般の女子シングルス5回戦で、今大会のジュニア女子シングルスで初優勝を飾った14歳の張本美和（木下アカデミー）が芝田沙季（ミキハウス）が4―0で破り、初の16強入りを果たした。午後2時40分開始予定の6回戦では、20年のチャンピオンで24年パリ五輪選考ポイントランキングで首位を走る早田ひな（日本生命）に挑戦する。

　21年の世界選手権代表でもある格上の芝田と対戦した張本美だが、第1ゲームを11―5で取ると、その後も攻撃的なゲーム運びで11―9、11―4、11―9とストレート勝ち。前日に「芝田さんは強い。向かって行く気持ちを忘れずに戦いたい」と宣言していた通りの積極性で、11歳年上の相手を下した。

　ジュニアのシングルスでは兄・智和（IMG）と同じ14歳で初戴冠を果たした張本美。兄は同時に一般のシングルスも制す偉業を成し遂げており、成長著しい妹にも快挙の期待が掛かる。