NBA球宴の先発選手が決定 G・アデトクンボとジェームズが主将

[ 2023年1月27日 10:01 ]

NBAオールスターゲームで主将を務めるレイカーズのジェームズ(AP)
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 2月19日にユタ州ソルトレイクシティーで開催されるNBAのオールスターゲームに先発する計10選手が26日に発表された。

 ファン+選手+メディアによる3部門の最終投票結果の順位をそれぞれの比率(ファンは50%、選手とメディアは各25%)によって数値化し、その合計ポイント(少ない方が上位)によって決まったもので、東西両地区のファン投票で最多だったヤニス・アデトクンボ(28=バックス)とレブロン・ジェームズ(38=レイカーズ)がキャプテン。「チーム・ヤニス」と「チーム・レブロン」の陣容は、2月2日に監督選出で発表されるリザーブ選手を加えたリストの中から、今年から試合直前に変更された両主将による“ドラフト”で決まることになっている。

 ジェームズは通算最多得点記録を保持しているカリーム・アブドゥルジャバー(元バックス&レイカーズ)に並ぶ歴代最多の19回目の選出だが、出場すれば1回欠場しているアブドゥルジャバーを上回って史上最多。球宴が東西両地区選抜のスタイルから“キャプテン制”となってからは6回すべてで主将となり、過去5回はすべて勝っている。アデトクンボは2019、20年に続いて3回目の主将となった。

 東地区からの選出はアデトンボ以外にケビン・デュラント(34=ネッツ)、ジェイソン・テータム(24=セルティクス)、カイリー・アービング(30=ネッツ)、さらに今季リーグ最多の71得点を記録しているドノバン・ミッチェル(26=キャバリアーズ)の4人。昨季に得点王となった76ersのジョエル・エンビード(28)は先発の中には入れなかった。

 西地区からの選出はジェームズ以外に、過去2年連続でシーズンMVPに選出されているニコラ・ヨキッチ(25=ナゲッツ)のほか、ザイオン・ウィリアムソン(22=ペリカンズ)、ステフィン・カリー(34=ウォリアーズ)、そして今季の得点部門で1位にいるルカ・ドンチッチ(23=マーベリクス)の4人。2019年ドラフトで全体トップで指名されたウィリアムソンは初選出で今季は26・0得点をマークしているが、太腿を痛めて今月2日の76ers戦以降は欠場が続いている。

 

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