19歳落合 関取で史上初相撲教習所入り「師匠が相撲の歴史に詳しい まねしたい」

[ 2023年1月27日 04:41 ]

相撲教習所入所式に出席した落合(撮影・前川 晋作)
Photo By スポニチ

 相撲教習所の入所式が26日、東京・両国国技館で行われ、史上最速の所要1場所で新十両昇進を決めた落合(19=宮城野部屋)らが出席した。

 相撲教習所は新弟子が入門してから半年間、習字や運動医学などの教養を学ぶ場所。コロナ禍で行われていなかった「実技」の稽古も復活する予定。過去にはスピード出世で十両に駆け上がった遠藤や御嶽海らが関取として通っていた時期もあったが、入所前に関取昇進を決めているのは史上初となる。

 前日に新十両会見を終えたばかりの19歳は、相撲史の授業に興味津々。「師匠が相撲の歴史に凄く詳しいので、そこもまねしていきたい」と、勉強面でも宮城野親方(元横綱・白鵬)への憧れを示した。

 ≪東大生・須山卒業「次は大学ですね」≫現役東大生の序二段・須山(25=木瀬部屋)は、相撲教習所の卒業式に出席した。3月に控える東大の卒業式を前に証書を手にし「次は大学ですね」と笑顔。教習所で学んだ半年間を「相撲の歴史が面白かった。運動医学も凄く勉強になった」と振り返った。東大文学部で哲学を専攻する「文系」の須山にとって「理系」の運動医学は興味深かったようで「知らなかったことがたくさんあった」と知識を深めていた。

続きを表示

2023年1月27日のニュース