【高校ラグビー】尾道、終了間際のPGまさか 涙止まらず…再びシード校撃破ならずも「ベスト16やぞ」

[ 2023年1月1日 13:11 ]

全国高校ラグビー大会3回戦   尾道15―17長崎北陽台 ( 2023年1月1日    花園ラグビー場 )

<尾道・長崎北陽台>敗れた尾道フィフティーン (撮影・成瀬 徹)
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 尾道(広島)はBシードの長崎北陽台(長崎)と対戦し、15―17で敗れた。

 1回戦で朝明戦に大勝し、2回戦ではBシードの常翔学園を31―30と1点差で撃破。Bシードの長崎北陽台との一戦はきっ抗した展開が続き、15―17で終盤へと突入する。迎えた後半30分すぎ、ゴール正面やや左寄りで得たPGのチャンス。だが、FB寺田結(3年)はキックに失敗。逆転はならなかった。

 試合後、取材エリアでも寺田の涙を止まらなかった。「自分の力がおよばずで、負けて悔しい。申し訳ない」。ただ、一丸となって常翔学園を破り、8強まであと一歩に迫った。選手たちは涙を流しながら「俺たちベスト16やぞ」と声を掛け合いながらロッカールームへと引き揚げた。

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