【大学ラグビー】京産大プロップ渡辺龍、早大戦へ「必ずやり返したい」　今季で第一線から退く4年生

福西主将（左）とタックルの練習をする渡辺
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　2日のラグビー大学選手権準決勝（国立）に向け、関西王者の京産大は早大戦に向けて京都市内で調整した。12月3日に行われた関西リーグ最終節・近大戦のアップ時に左足首を剥離骨折したプロップ渡辺龍（4年）が先発メンバー入り。驚異的な回復力で大一番に間に合わせ、元日本代表の広瀬佳司監督を「想定より早かった」と驚かせた。

　昨年度を含め、過去に大学選手権で4強に8度勝ち上がりながら、一度も決勝には進んでいない京産大。早大には通算2勝9敗と分が悪く、最後に勝ったのは97年度大会までさかのぼる。ただ、8月の練習試合でも22―40で敗れた相手とあってリベンジの思いは強く、今季でラグビーの第一線から退く渡辺は「必ずやり返したい」と奮起を誓った。