【高校ラグビー】天理、春の再戦制して4大会ぶり8強進出　太安主将「春は抽選。試合で勝ちきりたかった」

全国高校ラグビー大会3回戦   天理15―8石見智翠館 （ 2023年1月1日    花園ラグビー場 ）

＜天理・石見智翠館＞　　後半　右中間に決勝トライを決める天理・前田（右）　　（撮影・成瀬　徹）
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　4大会ぶり64回目の出場となる天理は、15―8で石見智翠館（島根）を退け、4大会ぶりのベスト8進出を決めた。

　8―8で迎えた後半24分、敵陣深くに攻め込み、CTB土谷侑大（3年）が相手のスキを突くキックパス。これにFB前田晃明（3年）がインゴールに走り込んで押さえ、石見智翠館を引き離した。その後は2度のPGで失敗したが、相手の反撃を抑えて勝ちきった。

　春の選抜大会では両校が1回戦で対戦。10―10の末にもつれ込んだ抽選で、天理が2回戦に進出した。高校日本代表候補のNo・8太安善明主将（3年）は言葉に力を込めた。

　「春の選抜は抽選だったので。試合で勝ちきりたかった」

　98回大会では準々決勝で桐蔭学園に29―44で敗れた。松隈孝照監督は「ここからは挑戦するだけ」と語った。