バスケ皇后杯　ENEOSが10連覇に王手　渡嘉敷「ガンガン」32得点17リバウンド　相手はデンソー

バスケットボール女子皇后杯 （ 2022年12月17日    東京・国立代々木競技場 ）

渡嘉敷来夢
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　準決勝が行われ、ENEOSがトヨタ自動車に77―57で快勝し、10年連続27度目の優勝に王手をかけた。エースの渡嘉敷来夢（31）がともに両チーム最多の32得点、17リバウンドと躍動。Wリーグ2連覇中のトヨタ自動車に前半は2点リードを許して折り返したが、後半は圧倒した。初優勝を目指すデンソーは富士通に74―56で勝利。決勝は18日に開催される。

　渡嘉敷は持ち味のゴール下に加え、ミドルレンジのジャンプシュートでも何度もリンクを射抜いた。普段は2人、3人にマークされる試合が多いが、この日は1対1の状況が多く「1対1は自信があるので、ガンガンいかせてもらった。あと、皆さんが思っている以上に3点シュートやジャンプシュートを練習している。その成果が出た」と誇った。出場時間は39分9秒。きょう18日のデンソーとの決勝に向け「体力的にはタフだが、次勝たないと意味がない」と気持ちを切り替えた。