リーグワン開幕 静岡、猛反撃も…黒星発進 トライ数上回り堀川ヘッド前向き勝ち点1

[ 2022年12月17日 22:06 ]

ラグビーリーグワン第1節   トヨタ31―26静岡 ( 2022年12月17日    愛知・豊田スタジアム )

 静岡は猛反撃及ばず黒星発進となった。

 開始1分足らず(記録は1分)でWTBマロ・ツイタマ(28)が相手キックをチャージして電光石火の先制トライ。前半13分にもツイタマがトライを決めて12―0と流れに乗ったかに見えたが、トヨタに連続でPGを決められるなど、リードを1点に縮められて迎えた後半5分にPGで逆転された。

 同15分には相手SOティアーン・ファルコン(25)に約50メートルPGを決められるなど一時は19点差をつけられたが、同34、40分にラインアウトからのモールを押し込み連続トライ。共同主将のFB奥村翔(24)も続けてゴールキックを成功させ、5点差に迫る粘りも、あと一歩だった。

 「自分たちが我慢できずに規律を守ることができませんでした」。日本代表フッカーの日野剛志(32)は無念の表情も、終盤の巻き返しに手応え。トライ数では4―3で上回っており、堀川隆延ヘッドコーチ(49)も「自分たちの攻撃ができれば得点につながります」と勝ち点1を前向きに捉えた。共同主将で南アフリカ代表のNo・8クワッガ・スミス(29)も「シーズンは長い。この試合で学んだことを生かしていきたい」と視線を上げた。

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2022年12月17日のニュース