初代王者・埼玉が逆転勝利で開幕白星スタート 松田が復活のトライ ラグビーリーグワン

[ 2022年12月17日 16:41 ]

ラグビーリーグワン第1節   埼玉22―19BL東京 ( 2022年12月17日    埼玉・熊谷ラグビー場 )

後半、抜け出して独走した松田(左)がトライを決める(撮影・篠原岳夫)
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 リーグ創設2シーズン目が開幕し、初代王者の埼玉は昨季4位のBL東京を22―19で下し、2連覇へ白星発進を決めた。フッカー坂手主将やCTBライリーら数多くの日本代表選手を擁する王者が、W杯シーズンも日本ラグビー界の旗振り役となる。

 埼玉は前半、接点で圧力を掛けてくる相手ディフェンスに苦しみ、12―16とリードを許して折り返した。だが昨季は4度も後半の逆転勝利を記録した王者の真骨頂は不変だった。フッカー堀江らが投入された後の後半15分、SO松田が敵陣10メートル付近からディフェンスラインのギャップを突き、40メートルを走りきって逆転トライ。5月に左膝の前十字靱帯(じんたい)断裂の大ケガを負った司令塔が、7カ月ぶりの公式戦で復活を印象付けた。

 その後はPGで19―19と同点とされるも、後半31分、敵陣でペナルティーを獲得し、途中出場のSO山沢拓がPGを決めて再び勝ち越し。「逆転の埼玉」らしい80分間で、昨季から続く連勝を17に伸ばした。

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