トヨタが白星発進　静岡相手に31―26　途中出場の日本代表・姫野「もちろん優勝目指す」

ラグビーリーグワン第1節   トヨタ31―26静岡 （ 2022年12月17日    豊田スタジアム ）

＜トヨタ・静岡＞トヨタは後半6分にナベテレヴがトライを決める
Photo By スポニチ

　リーグ創設2シーズン目が開幕し、昨季5位のトヨタは31―26で静岡に競り勝ち、白星発進を飾った。

　開始1分、自陣でキックをチャージされて先制トライを許す苦しい立ち上がり。一時は0―12とリードされたが、SOファルコンのPGで得点を重ねる。前半32分には相手のミスを見逃さずに攻め込み、CTBトンプソンがトライを奪って11―12で前半を折り返す。

　後半5分にファルコンがPGを決めて逆転に成功。同6分には自陣からボールをつなぎ、最後は新加入のWTBナベテレヴがトライを挙げてリードを広げた。

　後半18分からは、日本代表帰りでコンディションを考慮されてベンチスタートとなったNO・8姫野が途中出場。投入直後に得意のジャッカルで相手の反則を誘い、会場をわかせた。終盤は静岡の反撃を受けたが、31―26で逃げ切った。

　共同主将を務める姫野は「試合の入りは硬かったけど、前半の途中から自分たちのラグビーができていたし、みんな体を張っていて（共同）主将としてうれしかった。この勢いを次にもぶつけていきたい」と語った。今季の目標を改めて問われると「もちろん優勝を目指して頑張っていきたい」と言葉に力を込めた。