【箱根駅伝】早大・花田新監督「目標を上方修正」往路3位以内、総合5位以内に設定

笑顔でポーズする早大・井川（左）と花田監督　（撮影・白鳥　佳樹）
Photo By スポニチ

　来年1月2、3日に行われる第99回箱根駅伝に向けて、早大が17日、所沢キャンパスで練習を公開した。前回13位でシード落ちを味わったが、予選会4位で再び本戦へ。今年6月に就任したOBの花田勝彦新監督（51）の指導の下で11月の全日本大学駅伝では6位と着実に力をつけている。

　指揮官は「目標を上方修正してやってきた。11月末の全体ミーティングで目標を往路3位以内とした。3位でなく3位以内。優勝の可能性は勝負する限りゼロではない。その上で総合は5番以内。チャンスあれば1つでも上を目指す。仕上がりは8割くらい」と話した。

　1万メートル27分59秒74のタイムを持つ井川龍人（4年）は「エースとしては2区を走らないといけない。上りを攻略できるように頑張りたい。それが無理なら1年の時の借りを返す意味でも3区でチームの良い順位につなげたい」と意気込んだ。