米女子ゴルフ最終戦 奈紗7位後退「伸ばして悔いのないように終わりたい」

[ 2022年11月21日 04:50 ]

3番、ティーショットを放つ畑岡(AP)
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 米女子ゴルフの今季最終戦、CMEツアー選手権は19日、フロリダ州のティブロンGC(パー72)で第3ラウンドが行われ、3位から出た畑岡奈紗(23=アビームコンサルティング)は71で回り、通算8アンダーで首位と7打差の7位に後退した。渋野日向子(24=サントリー)は69と伸ばし、通算2アンダーで34位。レオナ・マグワイア(27=アイルランド)が63をマークし、70のリディア・コ(25=ニュージーランド)と通算15アンダーで首位に並んだ。

 追い上げを期した畑岡は6、17番と2つのパー5で手痛いボギーを叩いた。これが響いて伸ばし切れずに後退し「もったいなかった。少しでも(首位と)詰めて終わりたかった」と肩を落とした。

 出だしは好調。パー5の1番でバーディーを奪い、3番パー4も2メートルにつけて伸ばした。しかし課題のティーショットのブレが出る。6番で第1打を右の林に打ち込みパーを拾えず。強風の中で「厳しい状況はみんな一緒」と我慢を続けたが、17番で再び第1打を右に曲げてボギーとした。

 今季目標に複数回勝利を掲げ、4月に1勝した。「今週が最後のチャンス」と気合を入れたが、首位とは7打差がついた。「そんなに状態は悪くない。伸ばして悔いのないように終わりたい」。米ツアー本格参戦6年目の集大成に臨む。

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