男子・飯野は連覇、女子・兼重は3連覇 MINATOシティハーフマラソン

[ 2022年11月21日 05:05 ]

優勝した飯野と兼重
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 MINATOシティハーフマラソン2022(スポニチ後援)は20日、東京都港区の芝公園周辺を発着点に6078人がエントリーして行われた。19年以来3年ぶりの開催で、男子ハーフ総合は前回優勝の飯野汰一(26)が1時間5分31秒の大会新で連覇。女子は兼重志帆(33)が1時間14分43秒で3連覇を達成した。2人にはスポニチから最優秀選手賞としてトロフィーが贈られた。

 <男子ハーフ総合・飯野 大会新2分更新し連覇>序盤から独走した飯野は右手を突き上げてゴール。大会記録を2分12秒も更新しての連覇に「気持ちよかった。1時間4分台も目指せると思ったが終盤、坂がきつくてダメでした」と笑みを浮かべた。高校教員として働いていた前回は市民ランナーだったが、昨年に佐賀・ひらまつ病院入りして実業団所属となった。9月には結婚。責任感が増したことも強さにつながった。

 <女子ハーフ総合・兼重 右足に痛みも…3連覇>兼重が右足痛を抱えながら先頭でゴール。「優勝を狙っていたのでうれしい」と振り返った。普段はランニングクラブ「GRlab山口」に所属し「1日10キロ程度、週に6日走っている」と神奈川県内で汗を流している。18年に初代女王となってから3連覇となり、表彰式ではスポニチから贈られた最優秀選手賞のトロフィーを手に笑みを浮かべた。

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2022年11月21日のニュース