男子は織田が連覇、女子は工藤が初Vで全国大会へ 東北小学生ゴルフ大会

[ 2022年11月21日 04:50 ]

優勝した織田(右)と工藤
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 スポニチ主催第16回東北小学生ゴルフ大会は20日、宮城県・泉国際ゴルフ倶楽部(5436ヤード、パー72)で行われ、男子は織田瑛太(宮城教大付6年)が75で大会連覇を果たした。女子は76で2選手のプレーオフの末、工藤夏姫(青森・田面木5年)が初優勝。男女ともに上位3人が来年3月28、29日に行われる全国大会(栃木・烏山城CC)への出場権を獲得した。

 <男子・織田 安定感取り戻し連覇>織田は成長を見せての連覇に「とてもうれしいです」と笑みを浮かべた。昨年は1メートル45だった身長は現在1メートル56。体格の変化とともにスイング感覚にズレが生じ「ドライバーが曲がり始めた」。それでもタイガー・ウッズや松山英樹の動画でイメージトレーニングを繰り返し、安定感を取り戻した。昨年は下位に終わった全国舞台。「絶対に優勝を狙います。最後なのでいい結果を残したいです」と力を込めた。

 <女子・工藤 昨年7位も躍進初女王>プレーオフ2ホール目のパーセーブで、工藤が女王の座に輝いた。昨年7位からの躍進に「何て表現したらいいか分からないです」と驚きの表情を浮かべた。この日は好調のパターでスコアメーク。大会4日前の練習ラウンドでは82を叩き「悲しくて悔しくて…」と家に帰って即、練習したという努力家。その向上心は尽きることなく、全国大会に向け「物足りないので、もっといいスコアを出して上位に入れるようにしたい」と意気込んだ。

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2022年11月21日のニュース