W杯で日本と同組アルゼンチンはウェールズに逆転負け ミス多くイングランド撃破の勢い続かず

[ 2022年11月13日 04:24 ]

ラグビー・オータムネーションズシリーズ   ウェールズ20―13アルゼンチン ( 2022年11月12日    英カーディフ )

ボフェリのPGで先行したアルゼンチンだったが(AP)
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 来年のラグビーW杯フランス大会で日本と同じ1次リーグD組に入る世界ランキング6位のアルゼンチンが、同9位のウェールズに敵地で13―20(前半6―10)と敗れた。通算対戦成績はウェールズの14勝6敗1分け。6日にはイングランドに30―29で競り勝っていたアルゼンチンは19日に敵地エディンバラでスコットランドと対戦する。

 立ち上がりにペナルティーを連発したウェールズに対し、アルゼンチンは前半8、14分とWTBボフェリの2PGで6―0と先行した。その後はウェールズがポゼッションを高めてアルゼンチンを自陣に釘付けにし、前半32分に右ゴール前ラインアウトからモールを押し込んでNo・8ファレタウが右中間へトライ。SOアンスコムのコンバージョンも決まって7―6と逆転し、同37分にもアンスコムのPGで10―6として折り返した。

 ウェールズの勢いは後半も止まらず、8分にSHトモス・ウィリアムズが敵陣で相手FBマリアのキックをチャージし、そのまま右中間インゴールで抑えて17―6。一方のアルゼンチンはミスが目立って攻めきれず、後半18分に相手ロックのローランズがイエローカードを受けた際も、数的優位ながら10分間無得点に抑えられた。20―6で迎えた同29分に左ゴール前ラインアウトモールを押し込み、途中出場したプロップのチャナロが左中間へこの試合チーム初トライ(20―13)を挙げたが、終盤はウェールズのディフェンスを崩せずじまいだった。

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2022年11月12日のニュース