注目のアメフト「関関戦」は13日KO 7年連続へ腕ぶす関学大「WR三銃士」

[ 2022年11月12日 15:37 ]

13日の関大戦へ向け、自信の笑みを見せる関学大WRトリオ(左から河原林、梅津、糸川)
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 関西学生アメリカンフットボール1部リーグの大一番、関学大ー関大は13日、万博記念陸上競技場でキックオフ。ともに5戦全勝。関大が勝てばリーグ優勝と全日本大学選手権の準決勝進出、関学大が勝てばリーグVが決まり、1敗の立命大にも優勝の可能性が復活する一戦だ。

 リーグ戦の対戦成績は1分けを挟んで、関学大の10連勝中。ただ、今年に限れば、過去のデータはまるで通用しない。関大は前節(10月30日)に立命大を逆転で撃破。QB須田啓太(2年)とWR溝口駿斗(2年)のホットラインは強力で、守備陣も前野貴一(4年)、仲村優志(4年)らLBにタレントを擁する。「しんどい試合になると思うけど、挑戦者という気持ちを忘れずに戦いたい」。仲村はシンプルな言葉に決意をこめた。

 関学大・大村和輝監督が最も警戒するのが、無類の安定感を誇る関大ディフェンス。対抗する関学大オフェンスは、多士済々のWR陣が心強い。特に河原林佑太、梅津一馬、糸川幹人の4年生トリオは「三銃士」の異名を取り、相手にとって厄介な存在だ。

 「今年はポジション全体でブロックということにこだわってやってきた。勝ちにこだわってやりたい」

 梅津の決意表明に、6年連続で甲子園ボウルに出場してきた王者の矜持がある。関大か、関学大か。雨天が予想されるフィールドで、両雄が火花を散らす。

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2022年11月12日のニュース