報徳学園“サヨナラトライ”で花園切符 石橋チューカ「3冠狙う」

[ 2022年11月12日 15:30 ]

第102回全国高校ラグビー大会兵庫県予選決勝   報徳学園21―17関西学院 ( 2022年11月12日    神戸ユニバ )

<高校ラグビー兵庫大会決勝 報徳学園・関西学院>後半ロスタイム、逆転のトライを決めチームメイトと喜ぶ報徳学園・海老沢(11) (撮影・奥 調)
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 報徳学園が決勝で関西学院を21―17で破り、7大会連続48度目の花園出場を決めた。3点を追う後半32分、敵陣ゴール前中央ラックから左へ展開。SH村田大和(3年)からSO伊藤利江人(3年)がつなぎ、最後はWTB海老沢琥珀(3年)が中央左へ飛び込んだ。劇的な“サヨナラトライ”で花園切符をもぎ取り、海老沢は「鳥肌が立った」と笑った。

 前半は敵陣に攻め込みながらハンドリングエラーが続出。リズムをつかめないまま0―0で折り返すと、後半4分にPGで先制を許す苦しい展開が続いた。西條裕朗監督は「最後に勝てたところ、取り切ったところがチームの地力」と選手をたたえた。
 
 高校日本代表候補8人を擁する報徳学園は春の選抜大会は不戦勝ながら優勝を決め、夏の7人制大会も制覇。今冬の花園で3冠の期待がかかる。No・8石橋チューカ(3年)は「花園で3冠をとりたい」と意気込んだ。

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2022年11月12日のニュース