【卓球・全農CUP】11歳の大野颯真、張本智和に挑戦「あこがれの選手、うれしかった」

[ 2022年11月12日 13:17 ]

<卓球パリ五輪代表選考会>男子1回戦、張本(手前)にバックハンドを放つ大野(撮影・木村 揚輔)
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 卓球の日本代表選考会を兼ねた「2022全農CUP TOP32船橋大会」第1日は12日、千葉県船橋市の船橋アリーナで行われ、男子1回戦で小学5年生の大野颯真(11=木下グループ)が世界ランキング4位の張本智和(19=IMG)と対戦。0―4でストレート負けしたものの、第4ゲームには先にゲームポイントを握るなど大健闘し、会場を沸かせた。

 大野は先月25日に11歳になったばかり。「張本選手は、あこがれの選手なので対戦が決まってうれしかった。自分のすべてを出し尽くそうと思った。自分は向かっていくだけなので緊張はなかった」と強心臓で果敢にチャレンジ。第4ゲームはレシーブエースを決めるなど思い切りのいいプレーで、リードする展開に持ち込み、10―9と先にゲームポイントを握ったが、そこから逆転を許した。

 大野は「やっぱり(張本は)強かったです。大事なところでミスしないし、サーブもチキータもすごかった」と振り返り、自身の出来を「80%と自己採点。「(第4ゲームの)10―9から打ち急いでミスしてしまった」と反省した。今後について問われると、「5~6年で張本選手と同じぐらいのところまで行きたい」と目標を掲げた。

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