【陸上】やり投・北口榛花、凱旋試合で60m超え3連発「思ったより記録が出た」

[ 2022年10月2日 17:43 ]

陸上・アスレチックスチャレンジ杯最終日 ( 2022年10月2日    新潟・デンカビッグスワンスタジアム )

北口榛花(ロイター)

 女子やり投げでは世界選手権銅メダルの北口榛花(JAL)が凱旋試合として出場し、62メートル57で優勝した。「思ったよりも記録が出た。前半3本60メートルをそろえられた」と振り返った。来週の8日はとちぎ国体に出場する。

 1投目62メートル02、2投目60メートル99とし、3投目に62メートル57を出した。3カ月の海外転戦を終えたばかりで「体力的に疲れていた」と60メートル超えの力投はそこまでとなった。最終6投目はリモートで助言を送っていたチェコ人のセケラックコーチから「助走を最高速度で」とハッパをかけられたが、ファウル。「(助走が)それまでゆっくりだったので、(タイミングが)見事に合わなかった」と苦笑いで自らオチをつけた。

 自身の記憶はないが、新潟は0~2歳を六日町で過ごしたという第二の故郷。当時の家族の知り合いも応援にかけつけていたという。全ての投てきが大画面で映されるなど注目度の高さも感じながらの試合となったが、「正直、海外の方が盛り上がっている」と正直に語り「このスタジアムを満員にすることは厳しいのは分かっている。もっと多くの人に足を運んでもらえるように頑張りたい」と決意を新たにした。

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