アメフト関大 圧巻13TD、91得点で開幕3連勝 磯和監督「京大さんに勝ちきって…」

[ 2022年10月2日 17:57 ]

関西学生アメリカンフットボール1部リーグ   関大91―3甲南大 ( 2022年10月2日    王子スタジアム )

<甲南大・関大>ロングパスを狙う関大QB須田(撮影・堀田 和昭)
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 関大オフェンスが圧倒的な破壊力を見せつけた。エースRB柳井竜太朗(4年)の先制TDを合図に、TDショーが幕を開ける。RB一針拓斗(4年)が3TDを稼ぎ、前半戦の「主役」を務めれば、メンバーが大幅に変わった後半も、攻撃の手を緩めない。今季リーグ最多となる91得点。13TDの猛攻で、開幕から3つ白星を並べた。

 「点数は取れてますけど、相手さんの反則などをうまくリカバリーできたりしたので、この点差をそのまま受け取ってはいけないかな、とは思います」

 磯和雅敏監督は慎重な口ぶりで総括した。次節(16日)の京大戦を終えると、いよいよ昨年1点差で敗れた立命大との直接対決(30日)が待ち受ける。関大と違い、立命大は予定されていた同大戦(16日)が不戦勝のため、決戦まで1カ月の間隔が空く。2週間のブランクが大一番にどんな影響を与えるか。

 「それは最初から分かっていたこと。もし、それで立命さんに負けても、弱いから負けただけの話で、まずは京大さんに勝ちきって、ベストな状態で立命さんとの試合に臨めるようにしたい」

 指揮官は冷静な語り口に、静かな闘志をにじませた。

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2022年10月2日のニュース