【世界卓球】日本男子が2勝目 エース張本まさかの黒星も戸上が奮闘

[ 2022年10月2日 20:44 ]

男子1次リーグ、ルーマニア戦でプレーする戸上隼輔(ゲッティ=共同)
Photo By ゲッティ=共同

 卓球の世界選手権団体戦第3日は2日、中国・成都のハイテクスポーツセンターで男女1次リーグが行われ、男子3組の日本はルーマニアを3―2で下し、2戦2勝とした。ルーマニアは2連敗。

 団体銅メダルを獲得した東京五輪から水谷隼が引退し、丹羽孝希は直前にインフルエンザのために欠場。世代交代したチームは9月30日の初戦でイランに3―0を下した。

 この日はイラン戦では第2試合に登場したエース張本智和(IMG)を第1試合に起用。張本が欧州ユース選手権3冠のE・イオネスクに危なげなくストレート勝ちすると、第2試合では戸上隼輔(明大)がO・イオネスクにフルゲームの末に競り勝った。ところが、第3試合の及川瑞基(木下グループ)はセーチにストレート負けを喫すると、第4試合では世界ランキング4位の張本が同63位のO・イオネスクに1―3でまさかの敗戦。それでも第5試合で戸上がE・イオネスクをストレート勝ちして1次リーグ2勝目を挙げ、決勝トーナメント進出に一歩前進した。

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