本田真凜 8位で東日本切符「無事に進めて良かった」目標の全日本へ「もっとできるんです!」

[ 2022年10月2日 15:37 ]

フィギュアスケート東京選手権最終日 ( 2022年10月2日    東京・ダイドードリンコアイスアリーナ )

本田真凜(22年9月撮影)
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 女子で16年世界ジュニア女王の本田真凜(JAL)はフリー9位の88・01点、合計138・54点で8位だった。ワインレッドの衣装で「ムーラン・ルージュ」を演じ、冒頭の3回転ループからの3連続ジャンプを着氷。転倒などミスもあったが、華やかな演技で魅了した。「試合は何年やってても練習とは違う」と難しさを語りつつ「まずは無事に次に進めて良かった」と安心した様子だった。

 宮本賢二氏が振り付けた「ムーラン・ルージュ」は久々の新プログラム。「新鮮な気持ちでできている。新しい自分を出せるのが良いところ」と手応えを語る。演技後、宮本氏からほめられたという本田だが「いや、ダメです。もっとできるんです!」と伝えたという。「もっとできるというのを皆さんにも賢二先生にもお見せできるようにしたい」と前向きに語った。

 上位21人以内に入り、11月の東日本選手権(群馬)切符を獲得。東日本ではシードや免除選手を除いた上位8位が全日本切符を得る。「目標は全日本選手権に出場すること。まず一歩、通過できた」とし「練習で良いものができあがっている。試合で特別な気持ちを持たないように練習することが大事」と準備を進めていく。

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2022年10月2日のニュース