ダブルス柴原組は初戦敗退 肩と背中に張り「100%ではなかった。残念な結果」東レPPO

[ 2022年9月21日 14:57 ]

女子テニス 東レ・パンパシフィック・オープン第3日 ( 2022年9月21日    有明テニスの森公園 )

柴原瑛菜(AP)
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 ダブルス1回戦で柴原瑛菜(24=橋本総業)ルイザ・ステファニ(25=ブラジル)組は第2シードのガブリエラ・ダブロウスキー(30=カナダ)、ジュリアナ・オルモス(29=メキシコ)に3―6、1―6で敗れた。柴原はエイジア・ムハンマド(31=米国)とのコンビで出場した全米オープン(8月29~9月11日、ニューヨーク)に続き、2大会連続で同じペアに屈した。

 柴原は第1セット第2ゲームで2連続ダブルフォールトするなどサーブが不調。スマッシュでも腕を振り切れずラインを割るシーンが目立った。2日前から肩と背中に張りを感じ、テーピングを施してのプレー。「肩と背中が硬くて、動きが硬かった。体の調子が100%ではなく、思い切ってサーブを打てなかったのは悔しい。残念な結果」と唇をかんだ。ステファニとは今大会で初めてペアを組み、一緒に練習できたのは試合前日だけ。「準備が少し足りなかった」ことも完敗の要因だった。

 今季の柴原はウェスレイ・コールホフ(33=オランダ)とのペアで出場した全仏オープン(5月22~6月5日、パリ)の混合ダブルスで優勝。同種目の日本勢として99年の全米オープンの杉山愛以来、23年ぶりに4大大会を制した。日本人の両親を持ち、生まれ育ちは米・カリフォルニア州。母国開催の大会で昨夏の東京五輪に続き1回戦で姿を消したが「100%のプレーは見せられなかったが、皆が応援してくれてうれしかった」と振り返った。

 ◆東レ・パンパシフィックオープンはWOWOWで全日生放送。WOWOWオンデマンドでもライブ配信される。

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2022年9月21日のニュース