玉鷲、1敗対決制して優勝争い単独トップ!北勝富士&錦富士が2敗で追う 御嶽海は大関陥落決定

[ 2022年9月21日 18:02 ]

大相撲秋場所11日目 ( 2022年9月21日    両国国技館 )

<大相撲秋場所11日目>北勝富士(左)を押し出しで下す玉鷲(撮影・藤山 由理)
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 大相撲秋場所は21日、東京・両国国技館で11日目の取組が行われ、カド番の大関・御嶽海(29=出羽海)が東前頭5枚目の佐田の海(35=境川)に突き落としで敗れ、6日目から6連敗で負け越しが決定。大関昇進4場所目で陥落となった。関脇で迎える11月の九州場所で10勝以上を挙げれば大関返り咲きとなる。

 東前頭3枚目の玉鷲(37=片男波)と西前頭8枚目・北勝富士(30=八角)の1敗対決は玉鷲が押し出しで圧勝し、優勝争い単独トップに立った。玉鷲は11勝を挙げた昨年名古屋場所以来、7場所ぶりの2桁白星。19年初場所以来2度目の優勝へ一歩前進した。

 前日まで2敗の西前頭4枚目・高安は妙義龍に下手投げで敗れて3敗となり、優勝争いから後退。東前頭10枚目の錦富士は寄り切りで千代翔馬を下して2敗をキープした。千代翔馬は4敗となった。

 3敗グループの若隆景は豊昇龍との関脇対決に一気の押し出しで快勝。4日目からの8連勝で勝ち越しを決めた。豊昇龍は5勝6敗と黒星が先行した。東前頭筆頭の翔猿は宇良との1分を超える熱闘を下手投げで制して勝ち越し。西前頭13枚目の王鵬は平戸海に寄り切りで敗れて4敗に後退した。

 大関陣は貴景勝が突き落としで錦木を下して連敗を止め、7勝4敗。正代は若元春に突き落としで勝って2日目からの連敗を9で止め、2勝目を挙げた。

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