大坂　途中棄権の相手へ「“今後はいいことがあることを祈っています”と伝えた」

女子テニス　東レ・パンパシフィック・オープン第2日 （ 2022年9月20日    有明テニスの森公園 ）

大坂なおみ
Photo By スポニチ

　女子シングルス1回戦が行われ、前回19年大会覇者で世界ランキング48位の大坂なおみ（24＝フリー）は、対戦相手の世界55位ダリア・サビル（28＝オーストラリア）の途中棄権によりツアー4大会ぶりの白星を手にした。

　【大坂に聞く】

　――予想外の結末だった。
　「最初はフォアハンドが外に出たことに怒りを表していると思ったが、すぐに痛みだと分かって怖い気持ちになった。試合後に（サビルに）“今後はいいことがあることを祈っています”と伝えた」

　――日本での有観客試合は前回19年大会以来3年ぶりだった。
　「久しぶりに皆さんにお会いできてうれしい。試合後はファンの方々にサインしたいと思っていたが、してはいけないということだったので、申し訳ない気持ちでいっぱい」

　――2回戦はアダドマイアと対戦する。
　「彼女とは対戦したことがないと思っていたが、昔（7年前）対戦していた。その時から私も彼女も成長している。最近のプレーもテレビやビデオで見ているが、左利きで背の高い選手。面白い試合になると思う。楽しみ」