柔道 来年5月世界選手権 代表選考の前倒しを検討、異例の日程が影響

[ 2022年9月21日 05:15 ]

 全日本柔道連盟が来年5月の世界選手権(ドーハ)代表選考を前倒しし来年1月までに決める方針を検討していることが20日、関係者の話で分かった。実績面で大きく上回る選手は年内に代表入りを決め複数選手が競り合う階級は代表決定戦を計画しているという。今月29日の理事会で審議する。

 例年夏か秋に開催だった世界選手権が異例の日程となり、従来は4月までに決定した代表選考を早める必要があった。関係者によると、10月の世界選手権優勝者が12月3、4日のグランドスラム東京大会も制すれば来年の代表に決定。さらに12月20~22日のマスターズ大会後の時点で2番手以下との差が明らかとされた場合、強化委員会の承認を経て決まる。代表決定戦は年内で未決定の階級を対象とし、来年1月下旬に東京・講道館で実施を予定している。

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2022年9月21日のニュース