栃武蔵が2敗守って単独首位に 新十両Vへ「一番一番勝っていけばおのずと見えてくる」

[ 2022年9月21日 15:53 ]

大相撲秋場所11日目 ( 2022年9月21日    東京・両国国技館 )

<秋場所11日目>荒篤山(左)を押し出しで下す栃武蔵(撮影・藤山 由理)
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 新十両の栃武蔵(23=春日野部屋)が荒篤山(28=荒汐部屋)を破って9勝目を挙げ、優勝争い首位の2敗を守った。

 立ち合いで左のまわしに手をかけて相手の突っ張りを封じて前に出ていき、一度切られたもののすぐに左上手を取り直して出し投げで崩して押し出し。「もう一回取りにいくというより押そうと思った」と、得意のまわしにこだわらず攻めの姿勢を貫いた。

 北青鵬(20=宮城野部屋)が輝に敗れたことで2敗は栃武蔵ただ一人に。「あまり意識しないで、一番一番勝っていけばおのずと見えてくる」と、18年九州場所の友風以来となる新十両優勝を見据えた。

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2022年9月21日のニュース