【卓球・全農CUP TOP32】石川佳純「凄く悔しい」美誠に苦杯 レシーブ苦しみ後手に回る展開に

[ 2022年9月5日 08:17 ]

卓球・全農カップ・トップ32最終日 ( 2022年9月4日    アクシオン福岡 )

石川佳純
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 24年パリ五輪シングルス代表の選考対象大会として開催され、女子は東京五輪銅メダルの伊藤美誠(21=スターツ)が決勝で石川佳純(29=全農)を4―0で下して優勝した。

 石川は伊藤と対戦した女子決勝で「サーブの変化が凄かった」とレシーブに苦しみ、後手に回る展開が続いた。「最後まで自分のパターンになることなく終わってしまったので、凄く悔しい」と顔をしかめた。ただカウンターや多彩なサーブで決勝まで勝ち上がり、パリ五輪シングルス代表争いの出遅れを取り戻した。「勝ちにいこうと思って準備してきた。全体的にいいプレーもたくさんあった」と手応えを口にした。

 ▽卓球のパリ五輪シングルス代表選考基準 22年全日本選手権終了翌日から24年全日本選手権終了日を対象期間とし、日本協会の強化本部が指定した選考会、国際大会での選考ポイント上位2人を選出する。全日本選手権、代表選考会に加えてアジア大会、世界選手権、Tリーグ(個人戦、リーグ戦)が対象となっている。現在、女子は1位早田115、2位伊藤85、3位長崎83で、男子は1位張本智120、2位及川68、篠塚68となっている。

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2022年9月5日のニュース