東大生・須山に“プロの洗礼”首の激痛で悶絶「びっくりしました」

[ 2022年9月5日 15:56 ]

稽古中に首を痛め、氷で冷やす須山(右)=撮影・前川 晋作
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 大相撲の木瀬部屋が5日、秋場所(11日初日、東京・両国国技館)に向けての稽古を報道陣に公開した。

 現役東大生の序二段・須山(24)は、鳥取城北高出身の三段目・高野(21)と三番稽古を行った。自身より50キロ以上重い相手を鋭い立ち合いから一方的に押し出す場面もあり、着実に力をつけている姿を見せた。

 三番稽古では“プロの洗礼”も受けた。立ち合い当たった瞬間に首に電気が走り悶絶。「びっくりしました。角度が悪かったんですかね」と稽古後も痛そうにしていた。師匠の木瀬親方(元幕内・肥後ノ海)が「みんな味わうんだから」と声かけていたように、頭から当たる立ち合いをする力士は必ず通る道。首の激痛は、激しい稽古をする大学生や高校生もほとんどが経験する“相撲あるある”だが、東大相撲部出身の須山にとっては初めてのことだった。「(大学での稽古は)週3回だったので体の負担も少なかったけど、そのへんがまだ慣れていない。首はどうしても…相手が重いので」とプロの厳しさを痛感していた。

 デビュー場所となった名古屋場所では5勝2敗と勝ち越し。序二段で迎える秋場所(11日初日、東京・両国国技)へ「6勝以上したい」と目標を掲げ意気込んた。

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