羽生結弦「今シーズンもより高みを目指して頑張ります」スケート連盟強化指定選手ページ更新

[ 2022年7月2日 05:30 ]

羽生結弦(撮影・小海途 良幹)
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 日本スケート連盟は1日、公式サイトで2022~23年シーズンのフィギュア強化指定選手のページを更新した。特別強化選手に指定された男子で14年ソチ、18年平昌五輪連覇の羽生結弦(27=ANA)は「今シーズンもより高みを目指して頑張ります」とコメントを寄せた。

 フィギュア界が新シーズンに切り替わった7月1日、羽生が注目のコメントを寄せた。

 「いつも応援いただき本当にありがとうございます。今シーズンもより高みを目指して頑張ります」――。

 自身の口から去就について明言していない中での“発信”となった。

 昨季は右足首の負傷と向き合いながら全日本選手権2連覇を果たし、自身3度目の北京五輪では4位ながらフリーで前人未到の大技4回転半が国際大会で史上初認定された。記憶に残る演技を見せて「自分のプライドを詰め込んだオリンピック」と表現した。

 北京五輪のエキシビション後には自身の去就について「フィールドは問わない」と語りつつも「“やっぱ、羽生結弦のスケート好きだな”と思ってもらえる演技を続けたい」と話していた。オフシーズンとなった5~6月には、アイスショー「ファンタジー・オン・アイス」に出演。今シーズンの本格的な幕開けは10月下旬から始まるグランプリ(GP)シリーズ。新たな時が動き出そうとしている。

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2022年7月2日のニュース