フェンシング武井壮会長 「合宿の内容に恥ずべき内容はない」ライブ配信で改めて思い語る

[ 2022年7月2日 23:30 ]

日本フェンシング協会の武井壮会長
Photo By スポニチ

 タレントで日本フェンシング協会会長を務める武井壮(49)が2日、自身のYouTubeチャンネルでライブ配信を行い、男女エペ日本代表が6月に沖縄で実施した合宿でレジャーに興じていたと報じられた問題について、自らの口で改めて思いを語った。

 この日、日本フェンシング協会は都内で理事会を開き、今回の合宿については助成金を申請せず、一連の件での処分はしないことなどを決めていた。

 武井会長は配信で「合宿の内容に関しては恥ずべき内容はない」と切り出し、理事会後に臨んだ会見について「補足の説明が必要だなと感じた」と話した。

 まず、合宿内容の朝のヨガは「ハードなもので、以前も合宿でやっていて選手たちに好評だった」とし、その後に午前のトレーニングとしてフェンシングの練習、さらに午後のフリータイムは「レジャーだけではなくフィジカルをやっていた選手も多くいた。きちんとトレーニングをしているので、助成金の申請の対象なのは間違いない」と語った。

 それでも今回助成金を申請しないことに決めたのは、自腹で参加したとはいえ、「選手の家族が同伴し、合宿の予算で予約した部屋に宿泊していたから」とした。しかしウクライナ人コーチや小さな子供がいる選手だったことから、改めて理解を求めた。

 また、沖縄を合宿地に選んだ理由としては、トレーニング環境の充実、転戦の疲れのリフレッシュ、合宿を誘致する自治体に価値が生まれることを挙げた。

 既婚の男子選手と女性スタッフに同室の時間があったことについては、「本当に何もなかったのか、続報が出たら大変だぞ、と本人たちに確認したところ、何もないという返事をもらった。本人たちも反省しているし、私も強く注意した」と話した。

 そして、今後もこの件についての調査は続け、それ以前の合宿についても調査をしていくと締めくくった。

続きを表示

2022年7月2日のニュース