高木菜那さん 占い番組で号泣したワケ 妹・美帆「よかったね、気づいてもらってね」

[ 2022年5月24日 09:25 ]

高木菜那さん
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 北京五輪で銀メダルを獲得したスピードスケート女子団体パシュートの高木菜那さん(29)、高木美帆(28)、佐藤綾乃(25)が23日放送のフジテレビ「突然ですが占ってもいいですか?」(月曜後11・00)に出演。号泣する場面があった。

 収録は引退表明(4月5日)の1週間後に行われた。占い師の星ひとみ氏から「高2でメンタルダウンしている」と過去を占うと、「確かに。妹がオリンピック出たっていうところで、けっこうメンタル的に荒れてた。スケート辞めたいって一回だけ言いました」と明かした。

 さらに星氏から「全部リセットしないと、もう限界だから」と言われると「昨年が一番。コーチに“うつになりそうだよ”って言われたくらい何も考えたくなくて。そのくらい自分を追い込んでた」と回想。

 北京五輪では連覇をかけたチームパシュート(団体追い抜き)で転倒し、号泣した姿が国民の胸を打ったことが記憶に新しいが、星氏は「菜那ちゃんは確実に幸せになれる人だから。気にしいで周りと比べやすかったり、本当は一番自信がない。もうダメだなとか、私なんだろうとかいろいろと本当に考えて、出さないようにしてきたと思う。これ以上もこれ以下もなくて、このままでよくて。自分で自分をちゃんと褒めてください」と言われると、「うれしいです」と涙。妹の美帆は「よかったね、気づいてもらってね…」と姉をねぎらい、佐藤も「毎日自分を褒めてくださいね」と優しく言葉をかけた。

 菜那さんは今後について「これから新しいことを始めたくて、東京に引っ越そうかなと」と上京を計画していることも明かした。

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