セルティクスが2勝2敗のタイ テータム31得点 ヒートは開始から8分FG成功なしの珍記録

[ 2022年5月24日 12:04 ]

ヒートのバトラーをかわしてシュートを放つセルティクスのテータム(AP)
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 東地区決勝の第4戦が23日にボストン(マサチューセッツ州)で行われ第2シードで地元のセルティクス(51勝31敗)が第1シードのヒート(53勝29敗)を一度もリードされることなく102―82(前半57―33)で退けて2勝2敗。今季の最優秀ディフェンス賞に輝いたマーカス・スマート(28)が右足首の故障で欠場したものの、ジェイソン・テータム(24)がフリースローを16本中14本成功させて31得点を稼ぎ、第1Q(29―11)の中盤で18―1とするなど、滑り出しで優位に立って最大32点差をつけた。

 ジェイレン・ブラウン(25)は12得点、アル・ホーフォード(35)は5得点ながら13リバウンドと4ブロックショットを記録し、ベンチから出たペイトン・プリチャード(24)は14得点をマークした。

 ヒートでは今季20・7得点を記録していたタイラー・ヒーロ(22)が大腿部を痛めて欠場。ジミー・バトラー(32)とP・J・タッカー(37)は膝、カイル・ラウリー(37)、マックス・ストルース(26)、ゲイブ・ビンセント(25)は太腿にそれぞれ故障を抱えながらの出場となった。

 第1Qの4分4秒、ヒートはバム・アデバイヨ(24)がフリースローの2本目を決めて1点を入れたが、8分38秒にベンチから出たビクター・オラディーポ(30)が3点シュートを決めるまでフィールドゴール(FG)を最初から14本連続で失敗。試合開始から7分以上が経過して“FG成功0”となったのは、NBAのプレーオフでは初めてとなった。結局第1Qでは20本のFG試投で成功は3本のみ。11点は第1Qでのチーム史上最少スコアとなってしまった。

 オラディーポが4本の3点シュートなどでチーム最多の23得点。第3戦で膝を痛めて前半だけの出場に終わっていたバトラーは27分で6得点に終わり、先発5人の合計スコアでは18―73だった。

 <東地区決勝の日程>
 ▼第1戦=〇ヒート118―107●セルティクス
 ▼第2戦=〇セルティクス127―102●ヒート
 ▼第3戦=〇ヒート109―103●セルティクス
 ▼第4戦=〇セルティクス102―82●ヒート
 ▼第5戦=25日(マイアミ)
 ▼第6戦=27日(ボストン)
 ▼第7戦=29日(マイアミ)
 *日付は現地時間。

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