フェンシング吉松琳果「さらなる成長に期待して」 アスナビ説明会で“伸びしろ”アピール

[ 2022年5月19日 19:06 ]

「アスナビ説明会」でプレゼンテーションを行うフェンシング女子エペの吉松琳果
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 日本オリンピック委員会(JOC)がトップアスリートの就職を支援する「アスナビ」の説明会が19日、東京都北区の味の素ナショナルトレーニングセンターで行われ、フェンシング女子エペの吉松琳果(23)、馬場晴菜(24)らが登壇してプレゼンテーションを行った。

 吉松は高校入学後にフェンシングを始め、日大では団体メンバーとして日本一も経験しているものの、昨春の段階ではアスナビにエントリー資格を満たしておらず、大学卒業後は居酒屋でのアルバイトを続けながら競技を続けて国内ランキングを上げてアスナビに応募。「さらなる成長に期待して下さい」と“伸びしろ”をアピールした。「すごい緊張したけど、どの企業さんも温かい目で話を聞いてもらえた。この経験も踏まえて自分の就職先が見つかれば」と話した。

 日大で吉松の1学年先輩の馬場は現時点では株式会社なとりに所属しているものの、来年3月で契約が切れるため、新たな就職先を求めての応募。昨年の東京五輪は世界ランキングのポイントが1点足りずに出場できなかったが、結果は自分の行動によって決まることを学んだ」と話し、その経験も「競技人生の大きな財産」と強調。24年パリ五輪でのメダル獲得を掲げて前に進むことを誓った。

 なお、ビーチバレーのオト・パウリネ恵美里(21=産能大)はケガのため、オンラインで参加した。

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2022年5月19日のニュース