引退発表 りくりゅうの歩みとは 19年結成し日本ペアの歴史塗り替える ミラノ五輪では逆転の金メダル

[ 2026年4月17日 08:14 ]

ペア・フリー、リフトをする三浦璃来、木原龍一組(撮影・小海途 良幹)
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 2月のミラノ・コルティナ五輪ではフィギュアスケート・ペアで金メダルに輝いた“りくりゅう”こと三浦璃来(24)と木原龍一(33)が今シーズンをもって引退することを17日、それぞれのSNSで発表した。

 連名で「この度、三浦璃来・木原龍一は今シーズンをもちまして現役を引退することを決断しました」と発表。現役生活を「喜びや悔しさを皆様と分かち合いながら、共に歩んできた時間は、私たちにとってかけがえのない宝物です」と振り返った。

 「私たちはやり切ったという気持ちでいっぱいで、悔いはありません。これまでのすべてが誇りであり、大切な財産です」と断言し、「これからもペアを、日本の皆様にもっと知っていただけるよう、新しいことに2人で挑戦していきます」と今後の抱負を記した。

 りくりゅうは19年に結成。当時引退を考えていた木原は、新たなパートナーを探していた三浦とトライアウトを行った。三浦を持ち上げた瞬間を「雷が落ちた」と振り返る。衝撃的なほどの相性の良さを感じ、現役続行を決意。ここから日本ペアの歴史を塗り替える歩みが始まった。

 ペア結成からわずか数年で世界のトップ選手に急成長。スピード感のある流れるようなスケーティング技術と3回転ツイストリフトを武器に、日本が苦戦していたペアで歴史的快進撃を始める。

 22年北京五輪では団体銀を獲得。個人戦では日本初の入賞となる7位。翌23年には日本ペアとして初めて世界選手権で優勝した。このシーズンの世界選手権、四大陸選手権、グランプリファイナルを制し、日本初の年間グランドスラムの快挙を達成した。

 木原の腰椎分離症で苦しいシーズンもあったが、2人の絆と信頼関係で乗り越えてきた。26年のミラノ・コルティナ五輪では団体戦の銀メダルに大きく貢献。個人戦ではショートプログラム(SP)5位からの逆転劇で日本ペア史上初の金メダルに輝き、日本中に“りくりゅうフィーバー”を巻き起こした。木原に支えられ続けてきた9歳年下の三浦が、SP後の失意の木原を励まし、支える姿が多くの感動を呼んだ。

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