トランポリン・中田大輔 48歳選手復帰示唆? 強化本部長退任し「もしかして選手(笑)様々な挑戦を」

[ 2022年4月23日 19:21 ]

トランポリンの中田大輔(2004年撮影)
Photo By スポニチ

 トランポリンの第一人者で、日本男子の強化本部長を務めた中田大輔(48)が自身のブログを更新。3月いっぱいで強化本部長を退任したことを報告し、選手として復帰する可能性を示唆した。

 2016年から強化本部長として、昨夏東京五輪などで代表コーチを務めた。昨年12月以来のブログ更新で「久しぶりの更新となります。長らく更新せずごめんなさい。2022年3月31日をもって、これまで活動してきましたトランポリン男子強化本部長(日本代表コーチ)の職を離れることになりました。2024年パリに向けての対策や、メダルへの手応えも感じていただけに大変残念な気持ちはありますが、引き続き選手達とトランポリン競技を応援していただけると嬉しいです」と退任を報告した。

 強化本部長就任前もプロのトランポリンプレーヤー、タレントとしても活動しており「ナショナルチームは離れますが、僕自身はこれからも今まで以上に愛するトランポリンをたくさんの方々に知っていただけるよう活動をしていきます。コーチング、パフォーマンス、トランポリンショー、プロデュース、もしかして選手(笑)、その他様々な挑戦をしていくつもりです!」と選手として競技に復帰する可能性も示唆した。

 「これまで日本代表に向けて費やしてきた時間を、今度は自身に向ける時がきたと思っています。『何歳になっても挑戦し続けること!』、『諦めないこと!』をテーマに頑張っていきます!!今後とも中田大輔とトランポリン競技を応援してください!新たなスタートを報告させていただきました!」とつづった。

 中田氏は95年から全日本選手権7連覇を達成。00年シドニー五輪に出場し、12位。01年W杯シンクロでは日本人として初優勝した。04年5月にはバイクで帰宅途中、乗用車にひき逃げされ頚椎(けいつい)を損傷。手足のマヒを懸命なリハビリで克服し、アルジェリアで行われたW杯決勝大会のシンクロナイズドで川西隆由樹(26)と組み優勝。事故からわずか7カ月で世界一の座に就き、日本人初の快挙を果たした。

続きを表示

2022年4月23日のニュース