東地区第8シードのホークスがホームで1勝 第1シードのヒートに競り勝つ サンズは2勝目

[ 2022年4月23日 13:44 ]

ヒートのラウリーのマークをかわすホークスのヤング(AP)
Photo By AP

 NBAは22日にプレーオフ1回戦の3試合を各地で行い、プレーイン・トーナメントで2勝して第8シードとなったホークス(43勝39敗)が地元アトランタ(ジョージア州)で第1シードのヒート(53勝39敗)に111―110(前半61―54)で競り勝って1勝2敗。109―110で迎えた残り4・4秒、ヒートのジミー・バトラー(32)がジャンプシュートを外したあとこの日24得点のトレイ・ヤング(23)がバックコートからフロントコートにボールを持ち込み、ペイント内でフローターを決めてこれが決勝点となった。

 ヒートは第3Q9分12秒で16点、第3Q終了時点で8点、第4Q2分54秒で14点をリードしていたが逆転負け。残り3分33秒からは同点3回、リード・チェンジ5回というシーソーゲームとなったが、ホークスが1万8000人の地元ファンの声援を受けてこの接戦を」制した。

 なお試合開始前にはホークスの本拠地となっているステート・ファーム・アリーナの外で不審な荷物が発見され爆弾処理班が出動。荷物は爆発物ではなかったが、この影響で試合開始は1時間ほど遅れた。

 東地区第3シードでファイナル連覇を狙っているバックス(51勝31敗)は敵地シカゴ(イリノイ州)で第6シードのブルズに111―81(前半60―41)と快勝。東京五輪の米国代表、クリス・ミドルトン(30)が第2戦で左膝を痛めて戦列を離脱しているが、ベンチから出たグレイソン・アレン(26)が5本の3点シュートなどでチーム最多の22得点をマークし、最大で37点差をつけた。

 西地区の第1シードでリーグ最高勝率を挙げているサンズ(64勝18敗)は敵地ニューオーリンズ(ルイジアナ州)で第8シードのペリカンズ(36勝46敗)を114―111(前半59―48)で退けて2勝1敗。得点リーダーのデビン・ブッカー(25)が第2戦で右太腿を痛めたために欠場したが、クリス・ポール(36)が28得点と14アシスト、ディアンドレ・エイトン(23)が28得点と17リバウンドをマークして勝利を収めた。

 ペリカンズでは先発したジャクソン・ヘイズ(21)が第2Qにサンズのジェイ・クラウダー(31)を突き飛ばし、「フレイグラント2」をコールされて一発退場。ブランドン・イングラム(24)が34得点、CJ・マッカラム(30)が30得点を稼いで後半は接戦に持ち込んだがあと一歩およばなかった。

 <21日の結果>
 ▼東地区1回戦
(8)*ホークス(1勝2敗)111―110(1)ヒート(2勝1敗)
(3)バックス(2勝1敗)111―81(6)*ブルズ(1勝2敗)
 ▼西地区1回戦
(1)サンズ(2勝1敗)114―111(8)*ペリカンズ(1勝2敗)
 *はホームチーム、カッコ内の数字は地区内シード順

続きを表示

この記事のフォト

2022年4月23日のニュース