ラグビー東京ベイ、プレーオフ進出 故障から復帰のフォーリーが25得点の大暴れ

[ 2022年4月23日 17:33 ]

ラグビーリーグワン1部第14節   東京ベイ40-32神戸 ( 2022年4月23日    江戸川区陸上競技場 )

 2位・東京ベイ(旧クボタ)は7位・神戸(旧神戸製鋼)に逆転勝ちし、今季11勝目。勝ち点を53まで伸ばし、2位を堅守するとともに首位・東京SG(旧サントリー)に続いて上位4チームによるプレーオフ進出を決めた。

 左太腿裏側の肉離れから1カ月半ぶりに戦列復帰したオーストラリア代表71キャップのSOバーナード・フォーリー(32)がホームで大暴れ。22―29で迎えた後半25分には相手のパスを右手にかけて奪い取り、そのまま約30メートルを独走してこの日2本目のトライを奪うなど一人で25得点を稼ぎ出した。

 「この舞台に戻ってくることができて本当に幸せ。あのパスインターセプトはギャンブルでした。ちゃんとキャッチできていなければ、イエローカードをもらってしまう場面だったから」

 紙一重のプレーで劣勢にあったチームに勢いをもたらした。

 復帰戦でいきなり80分間のフル出場。「試合終盤になってどうかなという不安もあったけど、足の方はもう大丈夫」と試合後は会心の笑み。リーグワン初代王者を決めるプレーオフを前に頼れる男が帰ってきた。

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2022年4月23日のニュース