スケボー堀米雄斗が五輪以来の実戦で予選1位「緊張した」Xゲーム

Xゲーム第2日 （ 2022年4月23日    千葉・ZOZOマリンスタジアム ）

＜Xゲーム第2日＞スケートボード男子ストリート予選に臨む堀米雄斗（撮影・小海途　良幹）
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　スケートボード・ストリート男子予選が行われ、東京五輪金メダルの堀米雄斗（22＝ミクシィ）が1位通過を果たし、あす24日の決勝進出を決めた。

　日本初開催のアクションスポーツの祭典で、出場選手の“顔”と言える堀米が貫禄を見せつけた。1本目は難度を抑えた技の組み合わせで暫定2位。2本目は予選用では難度マックスのルーティンをフルメイクして逆転。東京五輪以来となる実戦復帰を果たし、「1本目は外さない（失敗しない）技でも久しぶりのコンペで緊張した」と振り返った。

　スケートボードは東京五輪で初採用され、堀米ら3人の日本人金メダリストが誕生したこともあり、Xゲームの日本開催が実現した。この日は土曜日ということもあり、開場直後から多くのファンが来場。誰よりも大きな歓声と拍手を贈られた堀米も「五輪の効果でいつも以上にお客さんが多い。日本でも認められるスポーツになってきたので、さらに盛り上げたいし、世界のレベルを上げたい」と目論んだ。

　五輪後も拠点を置く米国で休まずに練習を続け、今大会に向けては3種類ほどの新技を引っ提げて帰国した。予選のトリックは「50％くらい。みんなそうだと思う」。ハイレベルな争いになるであろう決勝で、スケートボードの魅力を爆発させる。