37歳・玉鷲 連日充実の合同稽古「若手みたいにすぐに疲れが取れない」

[ 2022年4月23日 16:57 ]

東龍(右)と申し合い稽古を行う玉鷲
Photo By 代表撮影

 大相撲夏場所(5月8日初日、東京・両国国技館)に向けた合同稽古の3日目が23日、国技館内の相撲教習所で関取16人が参加して行われた。

 春場所で横綱・照ノ富士から金星を挙げた幕内・玉鷲(37=片男波部屋)は今回が合同稽古初参加。所属する片男波部屋には他に幕下以下の力士3人しかいないため、関取と申し合い稽古を行うのは新型コロナウイルス感染防止対策で出稽古が禁止されて以来約2年ぶり。

 「変な感じがした」と最初は戸惑ったが、すぐに感覚を取り戻した。初日から元気いっぱいに16番取り、2日目は7番、この日は9番。「若手みたいにすぐに疲れが取れない。普段つらないところがつった」と笑う。3場所連続金星の期待がかかる37歳は「体の調子より心の調子が大事」とベテランらしく夏場所に向けて調整していく。

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