ラグビー女子15人制代表豪遠征メンバーに松田凜日ら37人を選出

[ 2022年4月15日 12:13 ]

オンラインで取材に応じるレスリー・マッケンジー・ヘッドコーチ

 日本ラグビー協会は15日、女子15人制日本代表サクラフィフティーンのオーストラリア遠征(4月18日~5月13日)メンバー37人を発表し、プロップ南早紀主将(横河武蔵野)、CTB古田真菜(ブランビーズ/東京山九フェニックス)らが選ばれた。今秋にW杯ニュージーランド大会を控える女子代表は、遠征中の5月1日にフィジー、同6日にバーバリアンズ(選抜チーム)、同13日にオーストラリアと対戦する。

 昨秋の欧州遠征以来となる対外試合に臨む女子代表は、プロップ加藤幸子(エクセター)ら欧州のクラブでプレーする主力選手の招集が見送られた一方、計10人のノンキャップ選手が抜てきされた。その多くは現役大学生で、昨年の東京五輪(7人制)では代表入りも膝の故障で無念のメンバー交代となったバックスの松田凜日(日体大)も選ばれた。

 オンラインで取材に応じたレスリー・マッケンジー・ヘッドコーチ(HC)は、「遠征では3試合あるが、まずは勝つことに注力する。若い選手には強度の高い準備を経験してほしい」と期待。現地ではコロナ下で来日が難しかったスポットコーチによるアタック面のコーチングも行われる予定で、「全ての経験が選手にとって新しい機会になる」と話した。

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2022年4月15日のニュース