浦安は10敗目 チーム再編の影響大「準備するのは簡単ではない」ラグビーリーグワン

[ 2022年4月15日 22:41 ]

ラグビーリーグワン第13節   浦安5―35横浜 ( 2022年4月15日    東京・秩父宮ラグビー場 )

<浦安・横浜>飯沼はデビュー2戦目もフル出場したが敗戦(撮影・篠原岳夫)
Photo By スポニチ

 浦安(旧NTTコム)は3―35で横浜(旧キヤノン)に完敗し、シーズン10敗目(3勝)を喫した。勝ち点も積み上げられずに14のままで、順位も入れ替え戦行きとなる11位。終盤戦となっても苦しい戦いが続いている。

 前節では昨季王者の埼玉に24―31と食い下がったが、この日はプレーオフ進出を目指し勢いに乗る横浜に、全ての局面で劣勢に。前半36分にフランカーのマッケンジーがトライを挙げて一矢報いたが、後半は無得点に抑えられた。

 試合後、ロブ・ペニー・ヘッドコーチは「一貫性のないパフォーマンスが続くシーズンになっている」と厳しい表情。途中出場した元スコットランド代表のSHレイドローも「厳しい試合だった。序盤で自信を失い、ペナルティーで勝つチャンスをどんどん失ってしまった」と肩を落とした。

 チームはNTTグループの方針で来季は大阪(旧NTTドコモ)が3部に降格となる見込みで、強化は浦安に一本化される。水面下ではチーム編成作業が行われているため、選手も目の前の試合に集中しづらい状況が続いている。ペニー・ヘッドコーチは「チーム内部でもかなりプレッシャーが掛かっている。試合へ準備するのは簡単ではない」と苦しい内部事情を明かした。

続きを表示

2022年4月15日のニュース