渋野 26位スタート、直ドラ初挑戦に「チョロ。危なかった」けど「意外と使える」

[ 2022年4月15日 05:30 ]

米女子ゴルフツアー ロッテ選手権第1日 ( 2022年4月13日    ハワイ州 ホアカレイCC=6603ヤード、パー72 )

第1ラウンド、11番でミスショットし苦笑いする渋野
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 渋野日向子(23=サントリー)は4バーディー、3ボギー、古江彩佳(21=富士通)は2バーディー、1ボギーでともに71で回り、26位となった。笹生優花(20=フリー)は73で63位、野村敏京(29=フリー)が74で73位、畑岡奈紗(23=アビームコンサルティング)は75で96位、山口すず夏(21=環境ステーション)が78で131位だった。ハナ・グリーン(25=オーストラリア)が66で首位に立った。

 渋野は、出だしの1番から次々とショットをピンに絡めて3連続バーディーで快調に滑り出した。その後は徐々に強くなった風に苦しみながらも、アンダーパーを守り「風の中でのゴルフが好きな人はいないと思うし、私も苦手。耐えるゴルフもあまり好きじゃない」と苦笑いした。

 11番パー5ではフェアウエーからの第2打で1Wを握った。「パー5で3Wでは(グリーンに)届かないけど、近くまで寄せたい」場合の選択肢としてオフから練習を積んできた“直ドラ”に試合で初めて挑戦した。

 しっかりミートせず打球は十分に上がらなかったものの「チョロです。危なかった。バンカーに刺さるかと思った」と笑い飛ばし「意外と使える。パー5ではピン位置によって(1Wを)持てたらいい」と今後も投入する考えを明かした。2週前のメジャー、シェブロン選手権で4位に入り自信をつけたツアールーキーは、新兵器についても手応えをつかんだ様子だ。

 ▼26位古江彩佳 風が強くグリーンの目も強くて難しかった。バンカーにたくさん入ったのでうまくパーセーブができた一日だった。(7ホールでパーオンを逃すも2バーディー、1ボギー)

 ▼96位畑岡奈紗 いいドライバーショットが思ったより飛んで、バンカーにつかまった。グリーン周りのミスが多かった。(11番で第3打を池に入れてダブルボギーを叩くなど75)

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