×

勝みなみ 3差6位発進“ホステスの意地”見せた「去年と比べものにならないくらい」

[ 2022年3月12日 05:30 ]

女子ゴルフツアー 明治安田生命レディース第1日 ( 2022年3月11日    高知県 土佐CC=6228ヤード、パー72 )

3番、ティーショットを放つ勝みなみ(撮影・井垣 忠夫)
Photo By スポニチ

 明治安田生命所属の勝みなみ(23)が5バーディー、1ボギーの68で回り、首位とは3打差の4アンダー、6位と初のホステス優勝へ好スタートを切った。西木裕紀子(30=須磨産業)がツアーでの自己ベストを2打更新する65をマークし、7アンダーで自身初の首位発進した。

 初めて所属プロの大役を担った昨年は初日に78を叩いて110位と出遅れ、予選落ち。1年前とはまるで違う首位と3打差の好スタート。重圧を感じていた勝の顔から自然と笑みがこぼれた。

 「初日いい位置で。その願いがかなったかなと思います。去年とは比べものにならないくらいです」

 出だしの1番パー4で花道からいきなりチップインバーディーを奪ったが、その後はパーを重ねる我慢のゴルフが続き、折り返しの10番パー5で3パットのボギー。「ヤバい」と一瞬、昨年の悪夢が去来したが、続く296ヤードの11番パー4で第1打を5Wで刻み、87ヤードの第2打をSW(58度)でピン奥2・5メートルへ。このバーディーで嫌なムードは霧散。14番からの3連続バーディーにつなげた。

 継続的な肉体改造によりプロデビューした17年より10ヤード以上の飛距離アップを手にしたが、この2年は強くなり過ぎた肉体を持て余し、ショットの縦の距離感に悩んできた。そのため今オフに100ヤード以内を徹底強化。SW=90ヤードの距離感を体に叩き込んだ。その成果が大事なホステス大会の初日に表れた。

 14年4月のKKT杯バンテリンで15歳293日のツアー史上最年少優勝。勝は今をときめく98年度生まれの黄金世代で最初にその名を世に知らしめた。畑岡に続いて今季から渋野も米ツアーに主戦場を移した。「楽しんで笑顔で」をモットーに戦う年女が目指す昨年10月の日本女子オープンに続くツアー7勝目。西郷、西村と年下の突き上げは激しいが、ここは黄金世代の“元祖”勝の出番だ。

 ≪西郷 焦りなし69≫ツアー史上4人目となる初優勝からの連勝を目指す西郷は後半パットに苦しみながらも5バーディー、2ボギーの69で回り、首位に4打差の好位置で初日を終えた。「まだ2日間あるので伸ばせていけたら」。先週の開幕戦ダイキン・オーキッド・レディースでも決勝ラウンドに入ってから調子を上げ、最終日に67をマークして5打差を逆転。焦りは全くない。

 ≪渋野の先輩・西木が首位≫岡山・作陽高の渋野の先輩・西木が7バーディー、ボギーなしの完璧なゴルフで首位に躍り出た。「自分でも信じられません。でも初日ですから。マイペースでコツコツとが目標です」。プロ入りは10年8月。下部ツアーで過去2勝しているが、レギュラーでは19年フジサンケイ・レディース5位が最高。シード獲得経験はなく専ら下部ツアーを主戦場としてきた。渋野に続けと昨季は母校の後輩4人がプロテスト合格。プロ13年目。この好機を生かしたい。

続きを表示

この記事のフォト

「羽生結弦」特集記事

「テニス」特集記事

2022年3月12日のニュース