渋野日向子伸ばした!大会自己ベスト66で6差11位浮上「上位に行くチャンスある」ホンダLPGA第3日

[ 2022年3月12日 19:29 ]

米女子ゴルフツアー ホンダLPGA第3日 ( 2022年3月12日    タイ サイアムCC=6576ヤード、パー72 )

大会自己ベスト66で6打差11位に浮上した渋野(AP)
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 15位から出た渋野日向子(23=サントリー)が7バーディー、1ボギーの66をマークし、通算15アンダーの11位に順位を上げた。畑岡奈紗(23=アビームコンサルティング)は首位から70と伸ばしきれず、3打差の4位に後退。3位から66と伸ばしたナナ・マドセン(27=デンマーク)が通算21アンダーで首位に立った。大会の模様は連日、WOWOWで生中継している。

 ホールアウトした渋野は、同組の地元・タイの選手に「コップンカー」(タイ語でありがとう)とにこやかにあいさつした。昨年も含めて大会自己ベストの66。渋野らしい笑顔でムービングデーを終えた。

 「6つ伸ばせたのは凄くうれしい。ショットもチャンスにつける回数が多かったので、全体的に良かったな」

 7番パー5で第3打を1メートルにつけると、10番パー5では3打目の40ヤード強のアプローチをピン手前60センチにピタリ。13番をこの日唯一のボギーとしたものの、7バーディーを奪って見せた。フェアウエーキープ率は50%ながら、パーオン率88・89%をマーク。アイアンとウエッジの精度の高さが光った。

 今季から米ツアーに本格参戦し、今大会が2戦目。首位と6打差で最終日へ、渋野は「上位に行けるチャンスは少なからずある。明日こそいいスコアを出さないと」と気を引き締めた。

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